美容クリニックへの医師の転職
医師の業界で着目して頂きたい転職先は、「美容クリニック(美容外科・美容皮膚科)」です。
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美容医療の現状と将来性
国内の美容医療市場規模(医療施設収入高ベース)は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2019年コロナ前に4070億円で、2020年は、前年比96.3%の3,920億円と前年割れとなったが、2021年は需要も回復基調になり前年比101.8%の3,990億円となりました。
2023年に至っては、渡韓しての整形も減り、国内の需要も高まったこと、5類に引き下がったことなど様々な理由が重なり、更に市場規模は高まっています。
事実、皮膚科でもマスクの肌荒れ、リモートワークなどによるダウンタイムを考えなくても良いなどスケジュール調整がつきやすいこと、健康志向、自己投資(美容)などコロナによる影響は美容業界にとって需要は高まるばかり。
女性主導であった美容も男性にも拡がりをみせ、男性を対象とした美容クリニックも拡大傾向です。
今までマスクで隠れていた口元や肌を気にしはじめ、口元のケアやコスメ市場も伸びてきているように感じます。
美容医療市場の動向
美容医療施術は、外科的施術と非外科的施術にわかれます。美容外科を標榜する医療施設だけでなく、形成外科、皮膚科、美容皮膚科など、様々な診療科を標榜する医療施設において行われており、非外科的施術においてその傾向が顕著で、人口が集中している首都圏・関西圏・東海圏での開院が増加する傾向にあります。エイジング分野での再生医療やドクターズコスメの販売を強化する施設が増加しているほか、医療脱毛を専門とする脱毛特化型クリニックが急成長しています。
また、最近では、独立開業や別事業からの参入での管理医師の需要なども非常に多くあります。
美容の医師に求められるもの
美容医療は疾病を対象とするものではなく、健常者を対象としています。
美容の医師としての診察は、コミュニケーション能力が求められます
施術、手術の腕も大切ですが、サービス業の色合いが濃いため、カウンセリングをはじめとする丁寧な接遇がなによりも大切となります。
医師の転科事情
美容に対する見方も変わりつつあり、ニーズや診察が拡大しています。それに伴い、医師の転職・転科の動向も大きく変わりつつあります。
過去には形成外科、皮膚科など比較的美容に近い科目からの転科が目立ちましたが、ここ数年は内科、精神科などメスを持たない科目からの転科も増えています。これは美容皮膚科の施術に代表されるレーザー、注入といった非侵襲の治療等により、技術的な参入障壁が下がったものと推測されます。今後も非侵襲の流れは進み、医療機器の進歩も加わり顕著な形になりそうです。
また、臨床研修修了後に美容に進む医師も散見され、医師の中でもニーズの広がりを感じます。こちらは確実に増えており、早い医師ですと臨床研修1年目から見学を行うケースもあります。事実、最短距離で美容マスターを狙っている実例も増えています。過去には、医局に進み後期研修を経て、形成外科などの専門医を取得してから美容に転科するケースが主流でしたが前述の動きもありキャリアを前倒しての転科もあります。
転科の事由として、元々美容に関心がある、という個人的動機も大きな要因ですが、新専門医制度、保険診療での制度や勤務の限界を感じるなど、外的要因も根強く存在しています。
美容業界の給与状況
年俸には、クリニック(医療法人)の考え方があるため、年俸(年収)の高低で安易な判断は避けるべきです。「年俸のみ」もあれば、「年俸+インセンティブ」「日給・年収」など様々なケースもあるため、給与条件の仕組みをエージェントから聞き、理解しておく必要性もあります。
※クリニックにより、年齢・医師としての経験・地域・診療内容・勤務条件で幅があります。
※大手クリニック、地方採用の場合には相場以上の特例もあります。
※主力のオペを多くとれる方の給与相場が高くなっており、随時昇給があるクリニックもあります。
美容クリニックの研修について
美容クリニックの求人で、給与に次いで質問が多いのは研修体制です。病院と異なり、美容のクリニックでは臨床研修医を受入れるような人的リソースがなく、研修といっても、院長によるOJTが主流といえるかもしれません。非常勤よりも常勤のほうが、稼働日数や外来数が多く研修や実務に際してもメリットが多いため、完全に転科する際は研修を受けられる環境を選択することをお勧めいたします。
医師のスキルアップ講習、交流会について
弊社では、医師の方のスキルアップ講習や、勉強会などをベースにした医師の交流などを主催しております。是非ご活用頂ければ幸いです。